家族それぞれに、固定した役割があるわけではないが、ある場面を思いうかべながら「肩車」を想像する。子はその姿勢を幾度もせがんだことだろう。澄みきった夏空のもと、それをもう必要ないと言う。知らないうちに、子は成長しているのだ。 |
S.S | 垂井 |
ものやことはその人の記憶に直結する。この句の場合は鶯。離れて生活している母。いつも心にはあるのだが、連絡をしていない。鶯の声が背中を押したのである。優しい。 |
Y.H | 本社 |
白息の様子を描写しただけの俳句。しかし、この一等素直な心持は清々しい。読者も嬉しくなる。そんな句だ。 |
マヨコーン | 岡崎 |
私たちはせわしない日常を生きている。その用意で、休日もつぶれる。しかし作者の「冬用意」には弾むような心が伝わってくる。きっと充実した日々を過ごしているのだろう。 |
H.I | 本社 |
| 秋の声帰宅しながら聞き入るよ | 浅間 政幸 | 岡崎 |
| 秋暮れて日は短いが暑い昼 | S・I | 岡崎 |
| ああ寒い秋を装う冬のせい | ウニコーン | 岡崎 |
| 朝起きてお外に出たら白い息 | S・O | 岡崎 |
| 初氷割る音響く笑い声 | ユニコーン | 岡崎 |
| いつの間にひぐらし鳴き止み鐘つつき | T・S | 岡崎 |
| 水筒をガバガバ飲んだ今年の夏 | 志貴 太郎 | 岡崎 |
| 借り猫の知行を真似て春うらら | 澁谷 健 | 岡崎 |
| 油蝉ヤンヤ朝から恨み節 | 澁谷 健 | 岡崎 |
| ヒヨドリら駆除の文字など気にもせず | 澁谷 健 | 岡崎 |
| 冬の空深く蒼きや星ひとつ | メルセット大谷 | 岡崎 |
| プラ工場サビと隙間の枯れススキ | 水関 研詞 | 岡崎 |
| 泥ぬぐい球根秋植う小さき手 | 水関 研詞 | 岡崎 |
| 愛猫と白青ピンクの芝桜 | T・Y | 岡崎 |
| あやめの葉おもちゃ代わりに戯れる猫 | T・Y | 岡崎 |
| 鈴虫が演奏したく夜を待つ | M・Y | 岡崎 |
| ぽつぽつと庭に振りゆく雪景色 | T.A | 垂井 |
| 赤とんぼなかよく夕空とんでいく | H.U | 垂井 |
| 花粉症くしゃみのリズムで春を知る | 黒川 利勝 | 垂井 |
| 夜勤明け我が子と妻で紅葉見る | T.N | 垂井 |
| 秋の空雲がゆっくり流れてる | T.T | 垂井 |
| しずけさのこのまちひびく除夜の鐘 | M.N | 垂井 |
| 夏の夜静かな空に花が咲く | 原田 良美 | 垂井 |
| 秋風が落ち葉戯れ帰り道 | T.M | 垂井 |
| かじかむ手ついついホットな秋のはて | S.W | 垂井 |
| 落葉道足音だけがよく話す | T.K | 宇治 |
| 澄んだ空空を見上げて鰯雲 | H.I | 本社 |
| 栗ごはん食べたいが為に指まで切る | マロン | 本社 |
| 朝靄をくぐり抜けたら早歩き | Y.H | 本社 |
| 青竹を踏んでも心も軽くなり | Y.H | 本社 |
| 葉が落ちて世界が変わる冬景色 | はるにゃんのママ | 本社 |
| 特売日夜道スキップ牡蛎と葱 | 宮川 雅世 | 本社 |
